
BlenderのGrease Pencilを使って作成された2Dアニメーション『HERO』。普通にちょっと昔のアニメ(たとえばルパン、カリオストロの城)とかそんな感じの作風のアニメという感じで、3DCGソフトを使って作られたようには見えないのが凄い。
動画の後半部分はメイク集という感じになっていて、どのシーンでどのようにBlenderが使われているのか簡単に紹介されているので、何がどうなっているのか知る足がかりにはなるかと……ただ詳細に解説されているわけではないのであしからず。
ライトを動かすことで、簡単にシーンの中の影も動くところは2Dのように見えても、根底に3DCGがあることが窺えるかと。また、カメラの枠外からどのようにそのシーンを作っているのかもちょっとだけ紹介されるので、シーン作成の参考になるかと。あとはちょっとした表情を簡単に作れるところなんかもいい感じ。
Grease Pencilを上手く使いこなしたくなるはず。
連番画像をランダムに読み込みつつ、色々と反転(上下反転左右反転、色相反転、輝度反転)させたりエッジ抽出をしたりしながらテンポよく妖しげな雰囲気の映像が切り替えるスライドショー。
同一フォルダ内にある連番画像をランダムで読み込んでいき、各種反転やぼかし、モザイク、マスクなどの効果を付加して表示していく。また、枚数x切り替え時間を超えた場合は二週目に突入する。
これと一緒にフレームバッファを併用したり、シーンオブジェクトとして読み込み、そこに各種効果を加えてやると、より妖しげな雰囲気を出したり何だりできるかと。単品だと色の深みというか雰囲気の重みというかそういったものが浅く軽い感じがするのでグラデーション効果など、色々と追加してやるのが吉。
ちなみに上の画像は比較的に元画像の輪郭(デジカメで撮影した風景写真)がわかりやすく残っているけれど、出力されるものは必ずしも元画像の輪郭が残っているとは限らないのであしからず。
というか、半分以上は不思議な感じに模様化させるためのスクリプトだと考えてもらったほうがいいかも……。これからGWに入るし、旅行中にたくさん撮った写真を加工してみるのも面白いはず。
ちなみに好きだった某ドラマのOPをイメージしてみました。
アニメーション効果の『縦横並べ(R拡縮回転ズレ)』の更新と、同じくアニメーション効果の『シーン動画フレーム残像』についての補足を記事に書き足したので、その通知。
スクリプトの更新については、単純に新たなスクリプトをDLしてもらえればOK。一方、『シーン動画フレーム残像』についての補足は、使用中に連続した残像にならないときの改善方法(拡張編集プラグインの『環境設定』について)。

最近、以前ほどには頻繁にバージョンアップが来ていなかったので見逃していたのですが、BlenderのVer2.79bが公式サイトでリリースされていました。Ver2.79aからのマイナーバージョンアップですが、幾つかのバグが修正されているようなので更新しておくと良いでしょう。
Bow and Arrow Rigging – Part 1 | CG Masters
また、公式サイトのチュートリアルページからリンクの貼られていた『ボーンを動かすことで引ける弓矢』の作り方の解説ページ(サードパーティ)へのリンクも貼っておきます。チュートリアルページの内容は時折変わるので、暇な時に覗いてみると面白いものの作り方が掲載されていることがあるかもしれません。

ここ最近はマイニングのせいでGPUがメモリ同様に高騰してしまっている状態(ただ昨今の仮想通貨の不祥事、先進国間の政治的な規制へ向かう流れによってピークは過ぎたとの見方も出てきている)なので、コスパを考えるとちょっと組みにくい状況になっている。ただ、待っていたところで暫くはこのまま(高騰したまま)だと思われるので、新PCが必要であれば諦めてサクッと組んでしまうのが無難。
ただその場合でも、高騰中のメモリやGPUにどの程度のお金をかけるかはよく考えるべき。どういうことかといえば……
余りメモリやGPU性能に頼る処理をしないのであれば、メモリは8GB程度に抑えたり、GPUはとりあえずCPU搭載のもので様子を見たり(次世代のものや値下がり時に買う)、高騰率の低いGTX1050Ti辺りにしてみたり。
逆にメモリやGPUを今それなりに必要としているのであれば、割り切ってメモリはDDR4-3200で16GB以上にしたり、GPUもしっかりと欲しいものを選択した上で、他のパーツで費用を抑えたり。
……といった感じにしたほうが納得の行くコスパの高いPCを組めるはず。