【AviUtl】色相、彩度、明度を基準にしてモザイクの掛かる『HSV基準モザイク』を配布【拡張編集】

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HSV基準モザイクは、H(色相)S(彩度)V(明度)を基準にして映像(画像)にモザイク(ドット化)を掛けるアニメーション効果。HSV基準で一定の値を満たした部分のみ効果がかかるので、デフォルトのモザイクとはちょっと違った使い方ができる。

また、オリジナル映像(画像)の表示・非表示の切り替えや解析範囲の指定(映像の縦横)、閾値の範囲指定による効果範囲の限定なども行えるので、映像のXの160~320までの範囲で基準を満たした部分のみモザイクを掛ける……ということも可能。

 

ちなみにH(色相)基準であれこれしたい場合は、設定内の『閾値範囲限定』にチェックを入れて使ったほうがいいかも……。

また、HSV基準モザイクBのほうはオマケ的なもの。HSVを一度に指定できるけど、個々の逆転判定はできないなどHSV基準モザイクAに比べると機能が制限あり。

サンプル

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Blenderで作ったオリジナル画像。まだHSV基準モザイクを掛けていない状態。

 

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(描画・解析)密度:10、HSV:3(明度基準)、サイズ:9、閾値:0のとき。

 

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(描画・解析)密度:10、HSV:3(明度基準)、サイズ:9、閾値:25のとき。

明度基準なので、閾値に対して明度の低い部分(暗い部分)から順に非表示になる。

 

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(描画・解析)密度:10、HSV:2(彩度基準)、サイズ:9、閾値:10のとき。

彩度基準なので、閾値に対して彩度の低い部分(色の薄い部分)から順に非表示になる。

 

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(描画・解析)密度:10、HSV:2(彩度基準)、サイズ:9、閾値:25のとき。

 

 

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まだHSV基準モザイクを掛けていない状態の動画。

 

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(描画・解析)密度:10、HSV:1(色相基準)、サイズ:9、閾値:0のとき。

色相基準(0~360)なので、閾値に対して色相の低い部分が非表示になる。

 

ちなみに設定内から解析範囲を指定してやることで、映像下部のみといった感じでモザイクを掛ける部分を限定できるので、車載動画などの固定カメラであれば、車道の範囲のみに解析範囲を限定して、白い色のみにモザイクを掛けるように設定すれば、車のナンバーを簡単に隠す……ということができるかもしれない。

ただし、余計な部分に掛かったり、上手く掛からなかったりということはあるはずだけど。

 

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(描画・解析)密度:10、HSV:1(色相基準)、サイズ:9、閾値:210、閾値範囲限定:チェックあり、閾値範囲:25、元画像表示:ありのとき。

 

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(描画・解析)密度:10、HSV:3(明度基準)、サイズ:9、閾値:60、判定逆転:チェックのとき。

判定逆転にチェックが入っているので、明るい部分から消えていく。

 

項目解説

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  • 密度:解析・描画密度。値が小さいほど精細になるが、処理も重くなる。
  • HSV:判定基準。Hが色相、Sが彩度、Vが明度。
  • サイズ:モザイク(ドット)の大きさ。
  • 閾値:判定基準に対する閾値。この閾値を満たしている部分のみモザイク化される。
  • 元画像表示:チェックを入れると、元画像が表示される。

 

※ H(色相)の値の範囲は0~360まで、S(彩度)とV(明度)の値は0~100まで。

 

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  • 判定逆転:HSVに対する閾値の結果を逆転させる。※
  • 図形選択:モザイク(ドット)の形を選択。
  • 指定色使用:元画像から取得した色ではなくColorで指定した色を使ってモザイクにする。
  • Color:指定色使用にチェックを入れたときにこの色が使用される。
  • ランダムS:サイズで指定した大きさを最大値にして、モザイク(ドット)のサイズをランダム化する。
  • 合成[0-16]:元画像表示にチェックが入っているときにモザイク部分の合成モードを指定。0が標準、1が加算、2が減算……という感じ。
  • 解析開始X:X方向の解析範囲を限定する。開始位置の指定。※
  • 解析終了X:X方向の解析範囲を限定する。終了位置の指定。※
  • 解析開始Y:Y方向の解析範囲を限定する。開始位置の指定。※
  • 解析終了Y:Y方向の解析範囲を限定する。終了位置の指定。※
  • SEED:ランダム値を取得するための値。
  • 閾値範囲限定:閾値の範囲を限定する。※
  • 閾値範囲:閾値の範囲を限定するための指定値。閾値範囲限定にチェックが入っている時、閾値±指定値で判定される。※

 

 

※ 例:V基準では通常『暗い部分→明るい部分』となるものが『明るい部分→暗い部分』というモザイクのかかり方になる。

※ 解析範囲は映像や画像の左上が原点。例:640×360の動画の、中心から右下に効果を掛けたいときは解析開始X:320、解析終了X:640、解析開始Y:180、解析終了Y:360になる。

※ 閾値範囲限定と閾値範囲は閾値以上か否かで判定されるものを、閾値±指定値(閾値範囲)の中に取得したHSVの値が入っているか否かで判定されるようにするもの。一定範囲の色相や彩度、明度にモザイクをかけたいときに使用する。

DL

 

リンク先のTXTが文字化けしている場合は、ブラウザの文字エンコーディングをSJISにしてください

 

FC2 のファイル保存形式上の都合でtxtファイルで保存されているので、リンクの上で右クリックして『リンク先のファイルを保存する』を選択してファイルを保存するか、リンク先のページに飛んで『Ctrl + A』で全てを選択し、メモ帳等にコピペ&保存するかしてください。

その後、保存(作成された)ファイルの拡張子をtxt → anmに変更したら、AviUtlのScriptフォルダにコピペでこのスクリプトが使えるようになります。

 

例:@HSV基準モザイク.txt → @HSV基準モザイク.anm

(ファイル名の頭につける『 @ 』は半角です)

 

 

 

 

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