【Inkscape】クリップ機能の簡単な使い方【Tips】

Inkscapeで結構、使う機能のひとつである『クリップ』機能の簡単な解説。ちなみにクリップは上に配置した画像の形に、下に配置した画像を可視的に切り取る?ような感じの機能。

物体に光が当たったときなどの質感を再現するのに使うことが多い……かな?
(自信なしww)

クリップの手順

  1. 元となる図形Aを作る。
  2. 元となる図形Aからはみ出すように別の図形Bを重ねる。あるいは、ぼかしなどを入れると、必然的に図形Aから図形Bがはみ出す。
  3. 図形Aを複製する。
  4. 図形A(複製)と図形Bを選択する。
    (このとき、選択範囲内に図形Aを含んでしまっても多分大丈夫……なはず。また、このときの各図形の位置は、図形A(複製)→図形B→図形Aの順であること)
  5. 『オブジェクト』→『クリップ』、『クリップ』→『設定』を実行する。
  6. はみ出していたはずの図形Bの一部分がクリップされ、可視的に図形Bが図形Aの範囲内に収まっていたら成功。

画像を見ながら、もう少し視覚的に分かりやすく解説

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黒は見やすいように背景なので、特に作業には関係なし。重要なのは赤い枠で囲まれた灰色と白の四角形。この後の作業で、白を灰色からはみ出させ、クリップ機能を使って可視範囲を灰色の範囲内に留める。

 

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これが白を選択して、ぼかしを50%入れたもの。グラデーションっぽくなって灰色の外まで白が広がっている。

ちなみに、ぼかしの数値は任意。ここでは分かりやすくするために50%を指定しただけ。また、実際の作業ではクリップする対象の位置をずらしてもおk。

 

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白の下にあった灰色を複製した状態。クリップ機能はクリップする対象(白)の上に載せる図形の形状にクリップされる。

灰色(複製)を上に乗せたことで、ぼかした白が灰色の範囲を越えて広がっていることがよくわかるはず。

 

WS000119

クリップを使う直前。クリップ機能はクリップする形状とクリップする対象を選択して行う。重なった状態の上の画像が下の画像に影響を与えるのがポイント

上のキャプチャだと、灰色(複製)とぼかした白が選択されている。ちなみに下になってしまっている図形をマウスで選択できないときは、Tabを使うと選択している図形が切り替わり選択できる。

 

WS000121

クリップをするところ。選択部分が反転して真っ黒になってしまっているけど、クリップは『オブジェクト』→『クリップ』→『設定』で行う。

 

WS000122

これが実際にクリップを行った結果。灰色の外まで広がっていたぼかした白が、灰色の内側にクリップされて収まっている。複製した灰色はクリップ機能を施すと消えてしまう。

 

実際のサンプル

で、これだけだとグラデーションを使えばいいんじゃね?と勘違いされそうなので、実際に画像作成でクリップを使用してみたのが以下のキャプチャ。

WS000124

キャプチャをクリックして実際の画像サイズで見てもらうとわかるはずだけど、ぼかした部分が各所ではみ出している。各楕円の内側がそれ。

ちなみに青がクリップをするために複製したパーツで、オレンジがはみ出てしまっている箇所。緑がクリップしたことではみ出てしまった部分が消えた箇所で、赤が編集作業中に気づいたクリップし忘れww

 

 

 

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