【AviUtl】直前オブジェクトの使い方【拡張編集】

20130129111534

今回はAviUtlの拡張編集のオブジェクトのひとつ、『直前オブジェクト』について。

直前オブジェクトは同じ画像や図形を複数配置するときや、それぞれに異なるフィルタ効果をかけたいときに役立つ。

直前オブジェクトとは?

直前オブジェクトは、直前のレイヤーに配置されたオブジェクトを模倣するオブジェクト。直前のレイヤーに配置された図形ならば図形、テキストならばテキスト、画像ならば画像、動画ならば動画オブジェクトを模倣する。

また、直前のレイヤーに配置されたオブジェクトにかけられたフィルタ効果も反映される。ただし、合成モードやXYZや拡大率、透明度、回転などの各項目値は反映されない。

直前オブジェクトの使い方は?

  • Layer1:オリジナルオブジェクト + フィルタ効果A + フィルタ効果B
  • Layer2:直前オブジェクト + フィルタ効果C

のような形で使用する。この場合、

  • 直前オブジェクト = オリジナルオブジェクト + フィルタ効果A + フィルタ効果B + フィルタ効果C

といった具合になる。

サンプル

20130129112651 20130129112715
オリジナルの動画に追加された色調補正はオフ。(赤い方)

直前オブジェクトに追加された色調補正はオン。(青い方)
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20130129112909 20130129112930
ひとつ上の表と各数値は同じ。

ひとつ上の表との違いは、オフだったオリジナル動画に追加された色調補正がオンになったこと。

オリジナルに追加された色調補正の影響を直前オブジェクトも受けている。
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サンプル2

20130129113837 20130129113853
オリジナルのほうにマスクを追加したところ。

(※ 直前オブジェクトのほうにも追加されているけど、チェックが外れているのでオフになっている)
20130129113916

 

20130129114108 20130129114130
直前オブジェクトのマスクにもチェックを入れ、オンにしたところ。

直前オブジェクトは、オリジナルオブジェクトとそこにかけられたフィルタ効果、自身にかけられたフィルタ効果の影響を受ける様子がよくわかるかと……。
20130129114148

 

まとめ

  • 直前オブジェクトは、ひとつ上のレイヤーに配置されたオブジェクトを模倣する。
  • オリジナルのオブジェクトに追加されたフィルタ効果もそこに含まれる。
  • オリジナルのオブジェクトの値にかかわらず、直前オブジェクトの合成モードやXYZ、拡大率、透明度、回転等は独立していて、独自に設定できる。
  • 直前オブジェクトに追加したフィルタ効果は、オリジナルオブジェクトに反映されない。

他にもなんかありそうだけど、直前オブジェクトの性質をまとめると、とりあえずはこんな感じ。

背景を構成する図形や画像の色違い、位置違いを作ったり、あえて重ねて配置して合成モードを変更したりと色々とできる。当然ながら、オリジナルの方のXYZや拡大率、透明度などの値を直線移動等で変化させても、直前オブジェクトは影響を受けない。








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