【プリンタ】年賀状などを印刷するときに覚えておくと、損をしないこと【黒インク】

師走になり、もう既に年賀状を刷ってしまった人がいるかもしれないけれど、これから刷るのであれば覚えておくと、得をするかはわからないけれど、無駄なインクの消費を抑えて損をせずに済むかもしれない話を少しばかり……。

頻繁に自分で印刷している人は当たり前のことかもしれないけれど、余り頻繁に印刷しない人は『知っていても、それをやっていない』ことがあるので、実際に印刷するときに以下の点に注意して印刷をすると、不要な損をしなくなるかも……。

まず覚えておいてもらいたいこと(黒インクの違い)

インクジェット複合機(プリンタ)で印刷を刷るときにインクが必要になるのは、当たり前のこと。このことは誰でも知っているし、問題はないはず。もう少し詳しいことを知っている人であれば、インクには顔料と染料の2系統が存在することを知っているはず。

ちなみに

 

  • 顔料系のインク(黒):文書などの印刷に使用される。
  • 染料系のインク(黒や他の色):写真や絵なのどの印刷に使用される。

 

ということも、ある程度の人は把握しているはず。そして、顔料、染料の両方にある『黒インク』の実際の商品を見ると、以下の様な感じ。

↑は、6色ハイブリッドを採用したA4インクジェット複合機と、その複合機に使用される黒のインクカートリッジ。(黒系インクのみ列挙)

表の左側にある太めの黒いインクカートリッジが文書印刷等に使用される顔料系インクで、右側にある細めの黒いインクカートリッジが写真印刷等に使用される染料系インクとなる。

ソフト使用時の盲点に注意!

顔料インクと染料インクが何にどう使用されるかを覚えてもらったところで、今度は印刷時に使用するソフトに関する盲点の話。

年賀状に限らず、文書なり画像なりを印刷するときには何らかのソフトを使用し、印刷しているはず。で、注意が必要なのは、そのときに使用しているソフトがどんな印刷をしているのか、ということ。

 

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はがきデザインキット|郵便年賀.jp

誰もがよく使っているであろう、日本郵政の『はがきデザインキット』。毎年、各種データが更新されて、干支などの画像から宛名印刷も、郵便番号検索もできて大変便利……という話ではなく、これを例にして印刷したときのインクの消費がどのように行われるかを簡単に説明。

 

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とりあえず、上の2つの画像は記事のためにやっつけで作った年賀状もどき。どちらも印刷後はこんな感じになるよ!という状態が表示されている。この2つの画像を印刷するとき、それぞれ黒のインク消費がどう行われるのかというと、

 

  • 上は文書として扱われるので顔料のインクカートリッジが使用される。
  • 下は画像として印刷されるので染料のインクカートリッジが使用される。

 

これを見て、当たり前だろ!と思った人は正解で、下の画像の文字の部分は顔料系のインクだろ!と思った人は不正解。ただし、ここで主に主張したいのは、下の画像のときはテキスト部分までも『染料インク』で印刷されているということ。

 

下の画像には、テンプレートに含まれていた謹賀新年やら何やらの文章と、テキストで追加した『あけおめあけおめ あけおめあけおめ あけおめあけおめ』の文が入っているけれど、これらも含めて画像として印刷される。

つまり沢山の文字を画像に入れてしまうと、文書用の顔料インクではなく画像用の染料インクによって文字の部分を印刷することになり、そこに無駄が生じることになる。

どうすれば損をしないのか?

黒インクの系統は顔料と染料の二種類で、顔料が文書、染料が画像に使われる。また、使用するソフト(画像として出力するもの)によっては、テキストを入力しても最終的には画像として印刷されてしまう。

なので、年賀状の印刷時(普段の印刷も……)には、テキストを多く使いたいときは、背景画像の印刷、テキストの印刷とソフトを使い分け、二度刷りをしたほうが無駄に染料インクを消費しなくて済む。

ただし、背景画像が大きく、テキストの範囲に被る場合、インク同士が重なり合ってしまい、滲んでしまうこともあるし、当然ながら二度手間で時間も掛かるので、背景画像が小さく、余りテキストに被らないときに限定してやるのがいいかもしれない。

 

  • 画像がメイン、テキスト部分は微小 → そのまま印刷してOK。
  • 画像微小、テキストがメイン → 画像とテキストに分けて二度刷りがオススメ。

 

という感じ。たとえば……

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最終的にこんな感じのシンプル(絵や写真が少ない)な年賀状でいいのであれば、

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まずは背景となる画像だけを印刷する。そして、テキスト部分の『謹賀新年~』の部分を別途Weiter等の文書作成ソフトで文書として印刷する。

そうすると、無駄な染料インクの消費を抑えられ、インクの性質に合った印刷ができる。

 

一度、自分がどんな印刷を行っているのか、画像が多いのかテキスト部分が多いのかを確認してみると、カートリッジの購入に使用する費用を抑えることができるかも……。

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