【AviUtl】演出の幅が広がるクリッピング機能1【拡張編集】

20131226173711

拡張編集プラグインのタイムライン上でオブジェクトを右クリックすると表示されるメニューの中に『上のオブジェクトでクリッピング』という項目がある。

このクリッピングとは何かというと、上のオブジェクトの形にクリップするということ。ちなみにこの機能を上手く使うと、画像や動画、テキストを消しゴムで擦って消した(反対に出現もできる)ように見せることも可能になる。(※ 上の画像の左手がそれ)

ちなみに今回の記事はクリッピングを使う上で押さえておくべき基礎部分なので、複雑なことは『クリッピング + α 』になり、『α』の部分がそれなりに大きいので、次回以降の記事で……。

クリッピング機能の使い方

  1. 拡張編集プラグインのタイムライン上に重なり合うようにオブジェクトを2つ配置する。(上のレイヤーのオブジェクトがクリッピングして表示させたい状態での形や動き、下のレイヤーのクリッピングして表示させたい状態でのオブジェクトが映像となる)
  2. 下のレイヤーに配置したオブジェクトの上で右クリックする。
  3. メニューが表示されるので、『上のオブジェクトでクリッピング』を選択する。
  4. 下のレイヤーに配置されたオブジェクトに赤い下線が入れば、クリッピングしている状態。

 

サンプル1(基礎)

クリッピングが具体的にどういうことかというと、

20131226172822 レイヤー1に配置した図形オブジェクトの六角形。
20131226172840 レイヤー2に配置した画像オブジェクト。
20131226172900 拡張編集プラグインのタイムラインの状態。重なり合っている部分が重要。

また、レイヤー2に配置した画像オブジェクト上で既に右クリックして、『上のオブジェクトでクリッピング』を選択済み。

※ 画像オブジェクト下部の赤線がクリッピング中であることを表している。
20131226173255 レイヤー1とレイヤー2(クリッピング中)が重なり合っているときの、メインウィンドウの様子。

こんな結果になる。

これらの画像からもわかる通り、クリッピングとは、上のオブジェクトの形にクリッピング中のオブジェクトをくり抜く?機能。あるいは、クリッピング中のオブジェクトを上のオブジェクトの形で表示させる機能といえる。

サンプル2(ちょっとした応用)

20131226174456 六角形の図形オブジェクトにアニメーション効果の簡易変形で、変化をつけたもの。
20131226174515 上の状態のときの、クリッピング中のオブジェクト(六角形の図形オブジェクトと重なり合っている部分)。

ちなみにレイヤー1の図形オブジェクトを変形させたり動かしたりすると、それに合わせて結果も変化する。

 

20131226180529 レイヤー1のオブジェクトを、図形オブジェクト(背景)にして、アニメーション効果の『何処からともなく登場』を3.0秒の時間に設定したところ。
20131226175444 ※ レイヤー1の図形オブジェクト(背景)のみで表示したところ。レイヤー2の画像オブジェクトは非表示。

アニメーション効果の掛かり具合の確認。
20131226175508 レイヤー2の画像オブジェクトを『上のオブジェクトでクリッピング』を選択して、表示にしたところ。

レイヤー1の『背景 + アニメーション効果(何処からともなく登場)』に沿った結果になっている。
20131226175645 上の状態で時間を少し進めたところ。
20131226175721 更に時間を進めたところ。
20131226172840 登場が完了すると、レイヤー1で選択されている図形が背景なので、これと同じ状態になる。

上の場合は、縦に横にちょろちょろと動き、断片的に下のレイヤーの映像を表示しつつ、最終的には、上のレイヤーのオブジェクトに掛けたアニメーション効果に従って、下のレイヤーの映像が普通に表示されるようになる。

まとめ

クリッピングは、上のレイヤーのオブジェクトの形や動き、変化が反映されるが、表示される映像はクリッピングしている下のレイヤーのオブジェクトのものが表示される。

 

『クリッピングの各レイヤーの役割』

  • 上のレイヤー:配置したオブジェクトの形や動き、変化
  • 下のレイヤー(クリッピング):映像(動画やシーンを用いれば表示される映像に変化が出せる)を表示する。

 

といった感じ。

 

 

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2 Comments

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2016/09/06 (Tue) 14:10 | REPLY |   

Ψ(`∀´)Ψケケケ  

Re: 【AviUtl】演出の幅が広がるクリッピング機能1【拡張編集】について

返信が遅くなってすみません。m(_ _)m

欠けている部分にも縁取りがなされているのは、次の記事である【AviUtl】演出の幅が広がるクリッピング機能2【拡張編集】(URLの項目にリンクあり)の方法を用い、最後にルートに読み込んだシーンオブジェクトに縁取りを追加している影響です。

【AviUtl】演出の幅が広がるクリッピング機能2【拡張編集】は塗りつぶしやクロマキー(カラーキー)とクリッピングを組み合わせた合成技で、多少面倒臭い手順を踏みますが、作業を頑張るとかなり良い演出が可能になるのでおすすめです。

2016/09/12 (Mon) 11:57 | REPLY |   

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