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【Blender】Cyclesで無効化されているOpenCLのGPU演算を有効にする方法と結果【覚書】

Edit Category Blender

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AMDからR9シリーズやR7シリーズといった新シリーズのGPUが発売されて、BlenderでR9やR7でOpenCLを使ったレンダリングができるようになったのか調べていたら、無効化されているOpenCLを有効にする方法が書いてある記事を見つけたので、うちのGPUでもできるのか、レンダリングが速くなるのか、レンダリング結果は綺麗なのか試してみた。


準備

まずBlenderを起動して、設定項目を弄くるだけでは無効化されているOpenCLは有効にならないらしいので、必要な起動オプション(※下記に記載)を新規作成したメモ帳に貼り付けて保存。その後、txtとなっている拡張子をbatに変更する。

 

■無効化されているOpenCLを有効化する起動オプション

SET CYCLES_OPENCL_TEST=ALL
"H:\App\blender-2.69-windows32a\blender-2.69-windows32\blender.exe"

 

ちなみに””で囲まれている部分を自分の使用環境(blender.exeのあるディレクトリまでのパス)に合わせて変更する。あとは、このバッチファイルからBlenderを実行してやれば、とりあえず無効化されているOpenCLが有効になった状態でBlenderが起動する。

 

 

AA2014000212

Blenderが起動したら、『ユーザー設定』→『演算デバイス』の項目(画像左下)を見てみると、『なし』の横に新たに『OpenCL』の項目が表示される。この『OpenCL』を選択してやる。

 

AA2014000213

『OpenCL』を選択してやると、直下の項目でどういった組み合わせで演算するのか選択することができるようになるので、その中から目的の『演算装置』を選択する。必要があれば、ユーザー設定の保存も行う。

ちなみに演算装置の項目は3つ。

  • Caicos + CPU名:CPU + GPU
  • CPU名:CPU
  • Caicos:GPU

 

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『ユーザー設定』の設定が終わったら、『レンダー』の『デバイス』に『GPU演算』を選択してやる。これでBlenderがGPUレンダリングしてくれるようになる。

 

※ 今回の記事ではBlenderのバージョンが2.69のものを使用したのだけれど、2.7のRC2で試した時は、OpenCLにエラーが出て使えなかった。また、2.7のRC1では使えたので、バージョンによる可不可があり、全てのバージョンで安定して使えるわけではないらしい。

(まあ、安定して使えるのであれば無効化する必要がないので当然だけど……)

OpenCLを使ったGPU演算の結果1

ちなみにうちのPC環境では、『ユーザー設定』で『OpenCL』→『CPU』以外を選択し、『レンダー』の『デバイス』で『GPU演算』を指定してレンダリングをすると、Blenderが強制終了した。なので以下の結果は、『ユーザー設定』で『OpenCL』→『CPU』を選択した時のものなのであしからず……。

 

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『OpenCL』→『CPU』、『レンダー』の『デバイス』→『CPU』のときのもの。画像左上のレンダリング時間はおよそ4分27秒

 

AA2014000208

『OpenCL』→『CPU』、『レンダー』の『デバイス』→『GPU演算』のときのもの。画像左上のレンダリング時間はおよそ2分31秒

 

上の2つの画像は、『レンダー』の『デバイス』以外の設定は同じ。CPUよりもGPU演算を指定したときのほうが速くレンダリングが完了。ただし、画像をクリックして拡大するとわかるけれど、GPU演算をしたときのほうが全体的に暗く、制服の部分のノイズが目立った。

 

OpenCLを使ったGPU演算の結果2

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『OpenCL』→『CPU』、『レンダー』の『デバイス』→『CPU』のときのもの。画像左上のレンダリング時間はおよそ1分13秒

 

AA2014000210

『OpenCL』→『CPU』、『レンダー』の『デバイス』→『GPU演算』のときのもの。画像左上のレンダリング時間はおよそ0分36秒

 

上の2つの画像は、『レンダー』の『デバイス』以外の設定は同じ。やはりCPUよりもGPU演算を指定したときのほうが速くレンダリングが完了。GPU演算のほうが全体的に暗く、顔に差している影も変な感じに。また、髪の部分にディスプレイスメントを指定していたのだけど、GPU演算では上手く表示されていない。

 

まとめ

うちのPC環境では、速度に関しては『GPU > CPU』という結果、レンダリングの綺麗さについては『CPU > GPU』という結果。

ただし、この関係は使っているCPU、GPUの性能に依存するし、設定のタイルのピクセル数や反射数など、CPUとGPUでは適した値が異なるはずなので、一概には断言できるものではないはず。

(たとえば、ハイエンドのCPUとローエンドのGPU、ローエンドのCPUとハイエンドのGPUなどの組み合わせ、DDR3-3000とDDR3-1333の速度の違いなど)

あるいは、使用しているノード(マテリアル)の違い(透過や半透明、ガラスや屈折など)によっても、レンダリング結果が変わってきそう。

 

ただ、とりあえず上の方法で無効化されているOpenCLが使えるようになるのは確かなので、OpenCLを試してみたい、とにかくレンダリングを早く終わらせたいというときにはいいかもしれない。

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Comments
blender openCL 
blender2.72(amd APU + 78502G)の環境でopenCL動きました。
最初RenderにGPUの設定がでなくて困りましたが、Luxrenderと同じようにメニューバーのレンダリングエンジンをクリックするとcycleRenderが現れ選択すると、GPUが選択できました。
レンダリング速度はcpuの約8倍です。(GPUオンリー、レンダリングタイルを512、512にしています。)。
早くてGPUを有効利用できて便利なのですが、LUXrenderと同様でマテリアル設定が標準と異なり独特で難しいです。
では、また。(ホームページの設定画面がちょっと役に立ちました)
 
No title 
情報提供、ありがとうございます。マテリアル設定が異なるので、慣れるまでは大変ですよね。多少なりとも、設定画面の画像がお役に立ったようで幸いです。
 


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