【AviUtl】ディスプレイスメントマップの簡単な使い方【拡張編集】

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ディスプレイスメントマップ(拡張編集プラグインに標準であるフィルタ効果のほう)は、『マップの種類』と『サイズ』によって形と大きさを定義されたレンズを通して対象レイヤーを見るような感じのフィルタ。

もう少しわかりやすく言うと、ちょっと色々とできる虫眼鏡を画面に追加する感じ。虫眼鏡を通した映像は大きく見えたり小さく見えたり、元の場所からズレていたり、渦巻状にしたり……。そんな感じの結果を再現することができる。

各項目

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20140404113208 ディスプレイスメントマップは三種類の変形形式。

X、Y、回転、サイズ、縦横比、ぼかしの項目は、どの変形形式でも共通。

『移動変形』

  • 変形X:マップの種類とサイズで定義された領域をX軸方向に移動。※
  • 変形Y:マップの種類とサイズで定義された領域をY軸方向に移動。※

 

※ マップの種類とサイズで定義された領域をレンズとすると、この変形XYはレンズそのものの移動ではなく、レンズに映っている映像を移動させるもの。これに対して、XYの移動はレンズの位置の移動。

 

『拡大変形』

  • 拡大変形:マップの種類とサイズで定義される領域を拡大縮小する。
  • 拡大縦横:マップの種類とサイズで定義される領域の縦横比を変える。

『回転変形』

  • 回転変形:マップの種類とサイズで定義される領域を回転させる。
  • なし

『共通項目』

  • X:マップの種類とサイズで定義される領域をX軸方向に移動。レンズの位置移動※
  • Y:マップの種類とサイズで定義される領域をY軸方向に移動。レンズの位置移動※
  • 回転:マップの種類で選択した図形を回転させる。
  • サイズ:マップの種類で選択した図形のサイズを変更する。
  • 縦横比:マップの種類で選択した図形のサイズを変更する。
  • ぼかし:マップの種類で選択した図形の境界をぼかす。
  • マップの種類:フィルタの効果範囲となる図形の選択。
  • 変形方法:移動、拡大、回転といった変形方法を選択する。
  • 元のサイズに合わせる:効果範囲を元の図形とサイズに制限する。ぼかしを使うと、効果範囲が広がるため。

 

サンプル

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Blenderで作った画像オブジェクトとテキストオブジェクトを配置したもの。これに各変形を掛けてみる。

 

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移動変形をかけたもの。上はマップの種類とサイズで定義された領域(つまりはレンズ)の位置が中心から動いておらず、そこに映った像だけが変形XYで移動している。

一方、下はXYに値を設定しているので、マップの種類とサイズで定義された領域も動いている。また、ディスプレイスメントマップはグループ制御に追加しているので、画像オブジェクトとテキストオブジェクトのふたつにそれぞれ効果が発生している。

 

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拡大変形を掛けたもの。上は、ディスプレイスメントマップってレンズみたいなものだよ!というわかりやすい例示。下は、ぼかしを使うと、周囲と違和感なく馴染ませやすいという例示。

テキストに上手く使えば、テキストをいい感じに歪曲変形できるので、適度に拡大縮小した後、XYを直線移動させたりすると、装飾方法として面白い感じになる……はず。

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回転変形を掛けたもの。上はぼかしがゼロなので、周囲とはっきりと分かれている。下はぼかしに値を設定しているので、適度に馴染んでいる。

回転変形やサイズ、ぼかしに値を設定してやり、直線移動でゼロにしてやると、渦巻状から元の形に……という演出が可能。

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元のサイズに合わせるにチェックを入れたもの。効果の縦横比が元のサイズにあっているのがわかる。

 

 

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