【SSD】SSDの選び方 2014年7月現在【自作】

円安の煽りを受けて値上がり傾向にあったSSDが最近、漸く落ち着きを取り戻してきた印象。一部の新商品は未だ高止まりしているものの、消費税増税の影響で販売が低調なのか多くのSSDが値下がり傾向にある。

価格帯としては、128GBが7000~10000円程度。256GBが12000~18000円前後。価格幅が中々に激しいが、最近発売された新世代の製品がそれぞれ高止まりしていて価格帯の高額部分にある。

また、現在の売れ筋としては、余り価格の下がっていない新発売の製品よりも、値下がりして対費用効果の高くお買い得感のある製品が多い様子。また、『M.2』対応のマザーボードが増えてきたことで、『M.2』のSSDの新発売が続いている。

SSDの選択の流れ

  1. SSDを新たに導入したいPC(マザーボード)の仕様を確認する。
  2. マザーボードのどの部分に追加するかで、SSDのタイプを決める。※
  3. 下記の選択基準を考慮し、予算と相談しながら候補を絞る。
  4. メーカーの商品ページやネット上の情報を精査して、候補を確定する。
  5. 店舗かネットで購入する。

SSDのタイプ(規格)の違い

 

  • 左上:HDDの代わりに換装する標準タイプのSSD。SATA3.0
  • 右上:mSATAと呼ばれるノートPCや小型モバイル、NUCなどで採用されているMin PCI Expressスロット用のSSD。
  • 左下:『M.2』と呼ばれるSATAとPCIeの両方をサポートするスロットに対応するタイプのSSD。
  • 右下:PCI Expressに追加するタイプのSSD。
  • その他:PCI Express 3.0 x4対応の『Ultra M.2』という規格もあり。

 

それぞれ追加するべき場所(スロットの規格)が異なり、PC(マザーボード)によっては追加するべきスロットが無かったり別の機器で埋まっていたりするので、事前にSSDを導入しようとしているPC(マザーボード)の規格、拡張性を確認する必要がある

ちなみに対応スロットがなかったり、あったとしても空きがなかったという場合でも、各種変換アダプタを使って対応するスロットを増設するという手段もあるので、スロットがなかったからと諦めるのはまだ早い。

また、MacBook Airに使用されているSSDなどはモデル(年式)によってコネクタの形状が異る上に、2012年まではSATAタイプ、2013年以降はPCIEになっているので、SSD交換時は注意が必要。

また、SSD+HDDのハイブリッドタイプやUSB3.0で接続する外付けSSDのようなタイプもある。(これらは今回の記事では扱わず)

SSDの選択基準

SSDのタイプが決まったら

  • 厚み※
  • 容量
  • 速度
  • 耐久性
  • コントローラ
  • フラッシュメモリのタイプ(書き込み方式)
  • その他(保証期間や付属品など)
  • 価格
  • 売れ筋

といった項目に注目しながら購入候補を見繕う。

最後の売れ筋って何だwwと思う人がいるかもしれないけれど、ユーザーの多さは情報量の多さに繋がるし、メーカーのサポート体制にも影響するので何気に重要。

厚さ

標準タイプのSSDを選択したときに何気に重要になるのがこれ。何しろ設置できなければ容量も速度も耐久性も何もない。特に最近は超薄型ノート、薄型ノートを使っている人もそれなりにいるので、SSDならばなんでもいいというわけにはいかない。

現在の主な規格は

  • 5mm:主に超薄型ノート向け。
  • 7mm:主に薄型ノート向け。
  • 9.5mm:それ以外。

の3種類。

ただし、5mmが使われている超薄型ノートは大抵、組み込みタイプで交換不能かできたとしても困難を極めるので、一般的な選択肢は7mmか9.5mmのふたつ。

ちなみにPCに対してSSDが薄い分には、同梱されていたり別途販売されているスペーサー(アダプタ)やPCケースの2.5→3.5インチベイ変換マウンタ等を使用してどうにでも対応できる。

そのため、スペーサーやマウンタの使用を前提とするならば、7mmを買っておけばPCの買い替え等にも対応できて汎用性が高い。

容量

記事を書いている現在のメインストリームは主に128GB~256GBだけど、最近は256GBになりつつある感じ。512GB~1TB超えのSSDはまだまだお高く、余裕のある人向けのまま。

一般的に『SSDの寿命=書き込み回数x容量』と言われているので、容量が多いに越したことはないが、当然ながら大容量になればなるほどに価格も上昇するので、特別な事情がなければ対費用効果の高いメインストリームのものを選択するのが吉。

OS用は速さや耐久性優先、データ用は容量や価格優先(HDDでもOK)というのが一般的な認識。

速度

SSDの目玉といってもいいのが読み書き速度の高速性。しかしながら商品によって読み書きの速度が異なる。また、読み書きの速度で特に注目されるのは4Kランダムアクセス。これが速いほどSSDの導入の効果(体感)が顕著になる傾向があると言われている。

OS用は速さや耐久性優先、データ用は容量や価格優先(HDDでもOK)というのが一般的な認識。読み込み530 MB/s、書き込み490 MB/s等。

ちなみにメーカー発表のスペックデータ → ネットに上げられているユーザーのCrystalDiskMarkのデータという流れで実際の速度を確認したほうが幸せになれる。CrystalDiskMarkのデータはユーザーに頻繁に評価される項目のひとつ。

耐久性

メーカーや世代によって異なる。よく言われる『SSDは寿命が短い』というのは、SSDが世に出た初期のコントローラの未成熟やフラッシュメモリの書き換え回数制限によるもので、新しい世代になればなるほど改善されている。

最近は『毎日20GB程度の書き換えを行うと3年程度の寿命』や『毎日50GB程度の書き換えを行うと5年程度の寿命』を謳う商品も出てきている。ちなみに毎日20GBの書き換えを行う一般ユーザーは非常に稀れなので、現在のSSDの耐久性はかなり高いといえる。

メーカーの保証期間も大体、この数字を基準にしており、耐久性と同年程度の保証を銘打った商品も多い。インテルのIntel SSD 730などは高耐性を謳っていて、240GBのもので50GB/日(5年保証)、480GBのもので70GB/日(5年保証)などになっている。

 

ネット上に公開されている『耐久テスト』の結果等を幾つか参考にすると幸せになれるかもしれない。

メモリフラッシュのタイプ(書き込み方式)

SLCとMLCの2種類で、Sはシングル、Mはマルチの略。

SLCは1セルに1ビットのデータを記録する。そのために耐久性や信頼性は高く、書き込みもMLCに比べると高速だが、大容量化しにくく高価になる。サーバー向け。

MLCは1セルに2ビットのデータを記録する。そのために大容量化、低価格化が可能。一般的に流通しているのは主にこのタイプ。

コントローラ

各メーカーによって採用されているものが異なる。SSDのコントローラの出来と容量によって、SSDがフラッシュメモリにアクセスする速度が変わり、SSDの容量が大きければ大きいほどにアクセス速度は上昇する傾向にある。

東芝のコントローラの評判はいいが、東芝の製品で必ずしも自社製のコントローラが使われているとは限らない。他社を買収して子会社化した等があるので……。他のメーカーも同様。他社のコントローラを使っていることがあるので、『製品名 コントローラ』で調べたほうが幸せになれる。

その他

東芝のSSDはデータ保護のためにSSDが寿命を迎え、書き込み不可になっても、読み込みのみ可能といった機能がある。その他にも付属品としてスペーサーやSATA3.0ケーブルの付属など、商品によって差があるので、選択時には付加機能や付属品についても考慮したい。

また、Super Driveダウンロードページ CFD販売株式会社のようにシリアルキーを入力すると、高速化やバックアップ・クローン等のソフトがDLできるようなこともあるので、サポートと一緒に調べておくと吉。

売れ筋

他ユーザーの動向に振り回される必要はないけれど、売れている商品は使用者が多く、色々な情報も出てきやすいので、それなりに売れ筋ランキング、欲しいものランキングを見ておいて損はない。

また、CrucialのMX100シリーズ発売後、SSDの容量に対する価格が128GB→256GB、256GB→512GB、512GB→1TBといった感じに再定義されつつある(漸く値が下がりはじめた。128GBの価格は増税前の円高時の価格(7000円台)に戻りつつある)ので、狙い目といえば狙い目の時期。

 

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